妃富「文くん!!合格おめでとう!!」
文也「妃富もな!!」
3月、桜が咲きそうで咲かない季節。
私たちは卒業しました。
色々あった高校3年間。
1番の思い出は――――
妃富「やっぱり文くんがいて良かった。
―――文くんだね。
私は何回も文くんを裏切った。
それを思うと今でも文くんに後ろめたさがある。
それでも、手を離さないでくれてありがとう。
そしてごめんね。
文くん。
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このお話は、「華の女子高生」のサイドストーリーなので、本編を先に読んでからどうぞ