さくらさんへ

作者直樹

生きるということ。死ぬということ。人を好きになるということ。そしてそれを受け止めるということ。もう一度、見つめたい。「さくらさんへ」



『拝啓 田中さくら様



この手紙をさくらさんが読むっていうことは



僕が死んだってことになってるよね。



でも、遺書なんて辛気くさいから



ラブレターということにしてください』




思い浮かべて



みてください



もし、あなたが死ぬ時



誰に



何を



残したいですか?



そしてもし



それを受け取る時



あなたは



何を思いますか?





(※ホスピスの実情、またホスピスにおける看護師さんの役割は、僕の想像で書いています。なにか不快な点がありましたら、レビュー等でお知らせ下さい。)