シリアスを含む恋愛です。
穢れた世界を知った、十四の秋。
重たい過去を心の奥に隠して、生きていく。
――あなたの過去は、美しいものですか?
美化するための過去を持っていますか?
逃げ込むための過去を持っていますか?
美化するための過去も、逃げ込むための過去も持っていない私は、どうやって生きていけばいいですか?
振り返る事は、許されない。
果てしなく続く旅路に、私は立ってるの。