『他人なんて信じない。信じるのは自分だけ。』



そんなこといつから考えていたのだろう。



いつから自分という殻に閉じこもるようになったのだろう。



周りは全部まっ暗で、一筋の木漏れ日もない。



深海のような世の中で私はただ踊るだけ。




でもね、そんな私を導いてくれたのはどこの誰でもない、シュンなんだ。




恥ずかしいから言ったことなんかないけど、シュンは私にとって大事すぎる、大きな存在だったよ。



失敗した時握ってくれた手、そっと背中を押してくれた手。



その手がスキだった。






ねえ





シュンにとって私はどんな存在だったのかな。




教えてよ。