余命三年。
中学に入学する春、
そう宣告された“私”は、日記を書き始める。
記されるのは持病の事、学校生活、今の気持ち、
それから、初恋の“君”のこと。
三年分のいのちと、
三年間の中学校。
死を受け入れた人間の
日記に記された淡く儚い初恋の物語