Vamp -共に歩もう-

作者黒崎 紅

「ごめんなさい…ッ」「謝らないで。好きだよ、ミキ」いくら二人の間に愛があろうと、本能には――抗えない。




これ以上は、もう――




わかっているのに




あたしを抱き寄せるこの腕を





手放すことは――出来ない