宮部彦泰が図書室で拾った便せん。誰かに宛てた手紙が書かれていた。しかし一瞬後、その便せんは消えた。【別れるために、出会う。】ちょっと怖くて切ない恋愛物です。
とある中学校に通う宮部彦泰(みやべ・ひこた)は、ある日の放課後、学校の図書室で二十枚つづりの便せんを拾う。
中には誰かに宛てたであろう文が書かれていた。
しかし、その一瞬後、その便せんは彦泰の手から忽然と消えてしまう。
この便せんは・・・?
誰が誰に宛てた手紙・・・?
ただ、伝えたい思いが、そこにはあった。