雨にゆりかご

作者おつや

ひとりぼっちの世界にあなたの温もりが色をつけた。


友達とケンカした。


勉強が手に付かない。


学校は退屈で。


日常は日常でしかなかった。



私と友達だったらしいあの子は

本当は友達じゃなくて。


わかってたのにこんなに辛いなんて。



だったらもう一人でいいって思えたあの日のこと、まだ忘れてないから。