「裕太お坊っちゃま、御用件はなんでございましようか?」いつもとは違う、潤んだ瞳で私を見てくる。「…ぼっ、ぼっ、僕の御主人様になってください」
「裕太様、御用件とはなんでしょうか?」
なんの用なの?
めんどくさい。
イケメンおぼっちゃまに呼ばれるなんて…
「ぼっ、ぼっ…僕の、御主人様になってください。」
…は?