偶然だった…

作者

上村和樹-ウエムラカズキ 原遥-ハラハルカ ただ偶然に中学から同じクラスになっただけで何の関わりもない二人… 偶然の放課後の教室…偶然の帰り道… 偶然だった…すべて… これが二人を結ぶ糸なんだ 「原」 そう私を呼ぶ和樹の声 「カズ」 そう俺を呼ぶ遥の声 「もっとそばにいたい」 「いっぱい遊びたい」「好きすぎて…」 「遥?これは偶然なんだよ」