16才の切ない恋。ふたりで駆け落ちした夜。彼の人生を狂わせた後悔を今も忘れられない。ごめんなさい本当に…。

街を出て

どこへ逃げても


二人の居場所は無いことさえ


知らずにいた。


若すぎるふたりが

手に入れたかった未来。



ふたりで同じ夢を

見ていたかった。


いつでも


いつまでも――。