てをつなごう

作者時雨

天満はクラスメートに恋する、普通の高校1年生。話した事もないけど、大好きな気持ちは本物!!そんなとき、来月に迫った文化祭で、2人で同じ係を担当する事になって…。

今日の放課後も大好きな“あの場所”で

きみの姿を見つめているぼくは、

いつかきみと並んで歩く日を夢見る毎日。


きみのこと、遠くでしか見れないぼくだけど、

ホントに大好きなんだ。





そんないつも通りの日々をすごしてたハズなのに、

来月の末に行われる文化祭の係を、

きみと彼と3人ですることになったぼく。

遠かったきみとの距離は

日増しに縮んでいくんだけど…。



文化祭前日の今日、きみと最後の居残りの日。

またあの日々に戻ってしまうという

思いを抱えながらぼくは登校した…。