私の腹黒王子さま

作者木瀬 めい

切り捨てた愛の記憶と、それごと私を包み込むひと。でも、私は再会してしまった。記憶と、彼と。


忘れてたはずの痛み。


切り捨てたはずの想い。


それを嘲笑うかのように、あなたはまた、現れる。


でもね―――、