雪と氷と荊と。

作者Mirika

その少年は


白い雪の肌と


漆黒の黒い髪。


それはまるで白雪姫の様。


しかし嫉妬の雪の女王に


妬まれ、恨まれ、


心は氷のように冷たく


瞳は呪いを掛けられ


白鳥になった姫のいる


深い深い湖の色と同じ。



そして少年の感情は


荊に囲まれた姫の様に


長い間、眠っている。