雪の日に拾ったのは、少女。

金色に染まった、私の救い。


私はあの子を求めている。


感情が無いはずなのに、酷く痛む。

酷く、酷く、酷く…


こんなの知りたくなかった。

何であの子は私の前に現れたのだろうか。

あの子を見ていたくないのに

目が引き寄せられる。


認めれば、幸せだった。

けどあの子の目的は違うものだったの。

私は、あの子を不幸せにしただけだった。


あぁ、君は最後までこんなに綺麗に泣くんだね。