春、中学校入学。そしていつの間にかできた好きな人―――それは、あたしがまだ知らなかった苦い恋の始まりでした。
小さいころからずっとお前の側にいた。
お前の側にいることが生まれてきた意味、使命でみんなも認めてくれていた。
俺はそんなことがすごく嬉しくて。
お前に何があっても俺が守る。
それが俺の生まれてきた意味だから―――