君がいなきゃ一日たりとも

作者高橋春樹

1970年代の横浜の隣町、反町を舞台に、当時の音楽やら流行を散りばめた、音楽家を目指すヒロミちゃんに対する淡い初恋のストーリー

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1970年代は始まったばかりで、ぼくはVANの紺のブレザーを着て、脇にカーペンターズの新しいアルバムを抱えて、神奈川スケートリンクの前で君を待っていた。

君がいなきゃ一日たりともって、英語で口づさみながら。