モノクローム

作者香月 空

所詮こんなものでしょ。
少年は何もかも面倒で捻くれて、寂しかった。
そんな彼には極上の愛を。



少年の人生に“色”はなかった。





だから、逃げ出したかった。







でもそんなこと、他の人には関係ないのです。











人生に“色”を。