Coriy

バンド、
折角なので、中巻に感想を書かせていただきます。新しいジャンルの話で、読めない展開が続きあっという間に読み終わってしまいました。

今はもういない彼女の面影を探している主人公成瀬くんと、その過去。私はバンドというものに関して殆ど無知なのですが、内容が分かりやすく抵抗なく読めました。

“サンタクロース”その曲が具体的にどのようなものかは分かりませんが、きっと素敵な曲なんだろうなとついつい色々想像してしまいます。お互い惹かれあっていながらも、中々素直になれない、それををじれったく思いながら、続きが気にならずにはいれなかったです。

ただ、気になったところは全体的に“三点リーダ”や記号が多い。その所為で暗いイメージを受けたり、イライラしてしまうことがありました。顔文字は論外です。また、内容でも語り手が三人称なので仕方ないといえば仕方ないのですが、あまりにも淡々と書かれすぎていて文章に面白みが感じられなかったような印象を受けました。

やっと付き合いだした二人が今後どのようになっていくのか、カナミさんは今どこにいるのか非常に気になります。


更新がんばってください!