最中

走り抜けるネズミの重量
文章力[75/100]
構成力[76/100]
合致度[70/100]

過不足、過不足のない、この読みやすいバランスと気持ちのよい比喩と気持ちの悪い鮮烈な描写! 愕然としちゃいました。洗練されていて、でもからっぽな気持ちになって、しかもこまやかで。擬音語もさりげなく響きました。リズム。センス。

ぞくぞくするシーンが沢山。窒息の感覚や出血の自覚が淡泊でとっても惹かれます。たまりません。色。色。色。

先の世界は単純なからくりで底のない。