ピュア
はっきり言って、好みの話ではありません。ですが…
贖罪のお話とあったので、主人公が援助交際をしていたことをどのように悔い改めていくのか興味津々でした。
が、途中、思わぬ展開になり、あまりに生々しい描写とその凄惨なシーンを想像させられる文章で私自身が苦しくなり、身体が悲鳴をあげ、読むのをストップさせました。
女としてこの仕打ちは耐えられませんでした。
それでも、この悲惨な日々から抜け出せる日は来るのだろうか? と、ただただ、ラストに一縷の望みをかけ読み進めましたが…。
もしも「身体を売る」という行為をしている方がいたら、これを聖書としていただきたいです。 そのことを軽く考えてはいけない。
思わぬ犯罪に巻き込まれる危険性を秘めていることを知っていただきたいです。
需要があれば供給がある。 彼女たちを買う大人にも責任があります。
あ、えっと、
すっかり物語に入り込んでしまいましたが、これ、フィクションってことでよろしいですよね?(^^;
でも現実にどこがでありそうで、お話がリアルで怖かったです。
私には娘がいるので、もしも娘がこんな犯罪に巻き込まれたらと思うと怖いです。