作品コメント
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- 小日向 華
考えさせられる
話の内容はとても深く、携帯小説と言うよりも、一冊の本を
読みきった感じでした。
読みやすい文章に、小説の世界へ引きずり込む力は圧巻。
”性”をこの様に扱う作品で、こんなに素晴らしい世界観があ
るからこそ、厳しい目で見てしまいました。
まず、援助交際をしている時は良かったのに、複数の男にや
られたから”汚い”と思う主人公の心に矛盾を感じた所。
自分が何故ここにいると言う理由を知ってるだろう女性に鶴
を折ってプレゼントをしたのか。
曖昧に終わらせたのは続編を書くからなのか、わざとなの
か。
その辺がほわんとしていてもったいなく感じましたし、ラス
トは読み返さなければ理解できませんでした。
辛くなりましたが、失わなければ沢山の愛に気付かない主人
公は、是非多くの方に読んで頂きたいと思いました。 - 彩花
切ない…本当に切ない…
切な過ぎます。
でも、最後まで読んだ時
不思議と嫌な気持ちには
なりませんでした。
あんな形で
終わってしまったけど、
主人公が
本当に大切なことに気づけて
良かったと思いました。
色々なことを
考えさせられる小説です。
ショウサイド待ってます!! - 愛龍
切なくなります
とても切なくて悲しいストーリーでしたが、捉え方によっては幸せな終わりかもしれない……
所々過激な部分もありましたが、読みやすいのと文章がとても綺麗でした。
主人公が大事な事に気付いたところが印象的で、でも悲しくて胸が痛みました。
ショウサイドも是非読んでみたいです! - カヲル
レビューせずにはいられない……
この小説は,携帯小説というカテゴリーには収まり切らない作品だと思います.
主人公の女の子は,結局最後まで名前を明かされることはありませんでした.
終始『ワタシ』という一人称が使われていました.
また,加害者であり同時に被害者でもあるショウの行動とためらい.
カマキリだと打ち明けられても,信じることが出来なかった主人公.
このへんを読み解いていくと,この物語のテーマがどれほど深いものであるかわかるような気がしてきます.
これだけ悲惨な結末なのに,後味が悪くないのは,きっと,ワタシという主人公が,ショウのことを最後まで『花』であると信じて疑わなかったからでしょう.
彼女は,最後に復讐よりも笑顔を望んだのですから……
後半には回収されていない伏線がいくらか張ってありますので,恐らくそれらは続編で明らかになっていくのだと思います.
この物語,どのような終焉を迎えるのかとても興味深いです. - さき
泣ける。
"贖罪と罪"の話と書いてあったのでどんな話なんだ!と思い、読んでみると、"切ない"の一言で終わらせてはいけないお話だと思いました。
私も身近にいる人を大切にしようと思いました。
作者さまの文章に惚れました!
番外編できたらみたいなって思います(´∪`*)
素敵な作品ありがとうございました! - ゆーこ
電車内で読むのはお勧めできません
この小説は、切ないだけでなく本当に考えさせられます。
とてもよく練られており非常に完成度が高いです。
プロローグとエピローグの関連性はもとより細やかな伏線も見事に回収されてます。
物語は、最悪の結果に向かって進んでいくのですが、私は、不思議と読後不快にはなりませんでした。
残された唯一の望みが叶えられたためでしょうか?
ハッピーエンドでは決してないのだと思いますが、それに近い感情を抱かずにはいられませんでした。
この物語は、読み進めるのに大変な気力がいります。感情移入をすればするほど感動もダメージも大きくなります。
私は電車内で読んでいて号泣してしまい恥ずかしい思いをしました。
自室で読むことをお勧めします。
私もぜひ続編が読みたいです! - ピュア
はっきり言って、好みの話ではありません。ですが…
贖罪のお話とあったので、主人公が援助交際をしていたことをどのように悔い改めていくのか興味津々でした。
が、途中、思わぬ展開になり、あまりに生々しい描写とその凄惨なシーンを想像させられる文章で私自身が苦しくなり、身体が悲鳴をあげ、読むのをストップさせました。
女としてこの仕打ちは耐えられませんでした。
それでも、この悲惨な日々から抜け出せる日は来るのだろうか? と、ただただ、ラストに一縷の望みをかけ読み進めましたが…。
もしも「身体を売る」という行為をしている方がいたら、これを聖書としていただきたいです。 そのことを軽く考えてはいけない。
思わぬ犯罪に巻き込まれる危険性を秘めていることを知っていただきたいです。
需要があれば供給がある。 彼女たちを買う大人にも責任があります。
あ、えっと、
すっかり物語に入り込んでしまいましたが、これ、フィクションってことでよろしいですよね?(^^;
でも現実にどこがでありそうで、お話がリアルで怖かったです。
私には娘がいるので、もしも娘がこんな犯罪に巻き込まれたらと思うと怖いです。 - サキ
心をえぐられました(泣)
この小説を読んでいて途中から涙が止まらなくなりました。
切ないだけでなく、とても考えさせられる小説だと思います。
特に8章は、何度読んでも、ジーンときてしまいます。
私は、文章力がないので、上手く伝えることができないのがもどかしいです。
ただ、この小説は、絶対読んでおいて損はしないと思います。
それだけは、断言できます!
右京様、ぜひ、続編をお願いします。
更新されたら毎日読みに行きます(*^_^*)