キミと俺の一年間。

作者桜華

15歳の春、大切な人に出逢いました。

一生側にいたいと思いました。


でも、彼らは結ばれなかった。



作者の経験を混ぜつつ織りなす、切ない一年の恋の記憶。


キミとずっと一緒だと


信じて、疑わなかった。




春、キミと出会い恋をして。


夏、俺らは幸せだった。


秋、共に時間を過ごし。


冬、俺らの恋は終わりを告げた。




赤い糸は、外れてしまった。


もう二度と戻らない恋。




あの日、あの時、あの場所で。




どうすれば俺は、


キミの笑顔を守れたのだろう。




俺の心に巣食う未練と後悔は、


いつになっても、消えはしない。




だから俺は、


幸せだった一年間の記憶を、


ここに記すんだ。




キミへの想いを忘れないために。