本当と嘘。現実と仮想。様々な可能性と人物が絡まり繋がり消えていく。最後に残るのはたったひとつの揺るぎない『真実』さぁ、諸君。ゲームを始めようか。


――これはゲームだ――






40間近の早川誠次は県警の警部補。



まだまだ新人の部下、戌塚正義と共に県内で起こったとある殺人事件を調査中。


ただの猟奇的殺人事件かと思いきや、事態は思わぬ方向へ…



仮想と現実



本当と嘘



様々な視点から物語は展開し、やがてひとつになる。



そして様々な事実と仮説が浮上し、また沈んでいく。



行き着く先にあるのは



たったひとつの揺るぎない『真実』






――この世は…空っぽだ…――





――だから遊ぼうと思った――





――ただそれだけ――