最後に眼鏡を踏んだのは

作者灰丸

眼鏡を踏む足が見えて、意識が遠くなってきた。奴の笑う顔が見えたような気がした。そして、ウチは死んだ。眼鏡を踏む音とともに・・・・・・・。

制服が赤く染まって



意識がなくなった



ウチの眼鏡を踏む音が聞こえた



奴の笑う顔が見えた



眼鏡は踏まれて潰れていた




最後に眼鏡を踏んでいた奴は






そしてウチは死んだ



眼鏡を踏んだ音とともに