缶ジュース

作者なぁ汰

この詩は私自身のことを書いています。
今でもヒロのことが大好きです。

ね、ひろ。


美味しかったよ、あの日の缶ジュース。


甘くて。でも、苦くて。


切なくて、でも嬉しくて。



大好きよ。











「これ、お前の」


そういったアナタの手には


500mlのジュースが握られていたね。



でもさ、ひろ。


どんだけ手が、熱いの。



冷たかったはずのジュースは











温かくなっていた。