大好きな君には、大好きな彼女がいた。だから、バイバイしよう。
「たけるくん」
「なぁに?」
「今日もいるんだね」
「そりゃ、ゆずに会いたいから」
はやく彼女の所にでもいってしまえばいいのに。
それを言えないのは、彼のことが好きで好きで堪らない私の未熟さ。
「ばいばいたけるくん」
だからね、もうバイバイしよう。