僕達と、付き合ってください!

作者七富士

三角関係が書きたくて、書いてみました。

高2になってすぐのある日の放課後、私は山吹麗君に呼び出された。


山吹君とは、言ってみればただの隣のクラスの男子、なのだが、

そんな簡単な言葉では言い表せないほどの人気っぷりで、一部の女子の間ではウル様、などと呼ばれ宗教なみにもてはやされているくらいだ。


とにかく顔がイケメンで、しかも優しくて、……と、いいところを挙げていったらキリがないらしい。


そんな山吹君からの呼び出し……

私と山吹君は、何の接点も無い筈なのに、

まさかの告白?


なんて、ドキドキしながら指定された空き教室で待っていると……





山吹君は友達を連れてやってきた。