窓からキオク【完】

作者沙也加

キオクを失った宇美の元に、毎日窓からやってくる孝志を、かつての恋人となんとなく思っていたのだが…。過去がわからない孤独から抜け出した時に見た真実とは…―

あたしのキオクは事故により失われた。














そんなあたしの元に、毎日毎日チョコを持って病室の窓から入ってくる孝志。




もちろんあたしには、孝志が誰だかわからない…。




そんな彼を、かつての恋人と思ったのだが――?







※完結しました。