この話は、
実話であり、
最大のフィクションでもある。
時代が移ろいゆく事で
人の痛みは
癒されていくモノだから
思い出は
汚れを無くし
ただ美しく輝きを増す。
今のあたしは
何一つも
悔やんでなんていないから
あの時より
優しい気持ちで
君との日々を思い出せるよ。
この物語を、
ガラクタみたいに
脆くて
弱くて
それでもちゃんと
ココにいるあたしから、
読んでくれるみんなに
そして、
あなたに捧げます。
2008,6,24
-aya-