ひとつの願い

作者なみ

あの頃


目の前に

見えていたモノだけが


ぼくにとっては

それがすべてだった


あの頃


ぼくがもう少し


ほんの少し大人だったら


きっと違う未来が


きっと違う今が


あったのかな