砂時計のようにタカちゃんの記憶はどんどん抜け落ちていっちゃう。
手ですくっても、指の間から抜けていく。記憶の砂。
でも私とタカちゃんの思い出は心に残ってるから、全然怖くないよ。
ねぇ、タカちゃん、記憶がなくても私はタカちゃんが大好き。