タイムスリップって信じる?
そう言い残して、
俺の彼女は死んでしまった。
幼なじみでもあった彼女が大切で大切で…。
彼女がいない世界なら死んでもいい。
死んでしまいたい、そう願ったその瞬間…。
「翼のばか!」
隣にはいなくなってしまった彼女が笑っていた。
これは、タイムスリップ?
大切な幼なじみの彼女。
そして、忘れてしまったもう一人の彼女。
「俺は、あいつを死なせずにすることが出来るかもしれないっ…」
そのためならどんな事だってやり遂げてやる。