初めて彼女と出会ったとき
あぁ この人は
この世界を愛しているんだ
そう思った。
彼女と再会を果たしたとき
もう この人は
この世界の何処にも居ない
そう感じた。
「――愛した男の前であんた、
なんて顔して立ってんだ!!」