高校入学早々、隣の席の子を好きになった智也。好きだけど、好きだと言えないもどかしさを抱えながら今日を生きる。
「あなたのことが好きです・・・」
いや、
「お前のことをぉ・・」
だめだろ、オレ「お前」なんて言う
タイプじゃねぇし
そもそも「あなた」ってキモくねぇか
文化祭も終わり、季節は冬になろうとしていた
ある朝のこと。
布団の中にて。