野球部で知り合った百愛と裕真。大切な物を求めて、傷つけあいながら前へひたむきに進んでいく。
長い恋愛は
艶っぽくて
優しい。
でも
なんだか輝きが衰えている気がする。
一瞬の恋は
甘酸っぱくて
いつも絶えずキラキラして…
どうしても魅力的に見えてしまう。
だからあたしは儚い一瞬の恋を選んだ。
その時のあたしには
未来なんて考えもしてなかった――…
「自業自得だろう?」
「そんなのってあんまりだよ…。」
*
「今更優しくなんかしないでよ。」
「だって…好きなんだ。」
君はいつだって予測不可能。