消えかけた、私のヒーロー。
「また明日な」
そう笑って帰る、君の笑顔。
…でもその“明日”は、いつになってもやって来る事はなかった。
…
私のヒーローは一人しか居ないのに。
それ以外、もう何も要らないのに。
だからお願い、戻ってきて。
私の居場所くらい、分かるでしょ?
私のヒーローだもんね。呼んだら来てくれる。
だから早く、私を助けに来てよ。