実話もまじえて書いている「伝わらない思い」~本当の恋は、ドラマのようにはいかない~共感していただけると思いますッッぜひごらんください!!
「リカー、はやくおきなさーい!!」
お母さんの声が家中に響く。
「起きてるー!」
そう答えつつも、ふとんの中にもぐりこむわたし。
ランドセルを背負って学校に通うのもあと1年。
小6のわたしからすれば、中学校は未知の世界。
と言っても、姉は中2なんだけど。
「いってきまーす!!」
その声とともに玄関のドアを開ける。