ボクシングと彼女‥不器用な雄大はボクシングで暮らせる様になるまで彼女と別れる事に。恋・友情・家族。いろんな愛を知りました
頭にタオルを被せ‥
ベンチに座る俺。
高鳴る鼓動。
けれどそれに反して冷静な自分がいる。
若菜‥見ててな‥?
俺‥勝ったら‥
若菜に言いたい事があるんだ。
聞いてくれるかな?
なんて言うかな‥
『雄大‥行くか‥』
その言葉に俺は立ち上がり拳を合わせる。
親父‥
見ててくれよな?
since 2008・11・25