ビルのすき間の東京タワー

作者ゆそら

苦しくて、悲しくて、そのうえ誰かを傷つけても



それでも惹かれてしまう、



どこにでもありふれているセカンド・ラブ。





『自分を好きでいられるように』



『自分に誇りを持てるように』



誰かがそんなありふれたことを言う。




なんの保証も責任もないくせに



愛することを選んでしまった。





もしもこの手が離れても 



あなただけは 忘れないでね




だぁれも知らない恋だから・・