白雪姫とライオンの星

作者こゆき

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『運命』


もう二度と信じないと思った


それを貴方が信じると言ったから


あたしも信じてみようと


そう、思ったんだ


ねぇ見える?


星が綺麗だよ。









ただあたしは


あたしを見る


やさしいその瞳が


ずっとあたしの隣で


ただ笑っていてくれる事を


望んでいた


ただ、それだけだった







これがあたしの運命―・・・


そんなの、残酷すぎるよ・・・


でも受け止める、運命は決められてるんだから



さよなら



だからもう、あたしから大切な人を


奪わないで?






白雪姫はもう二度と逢うことのない王子様を待っていました



ライオンは白雪姫を心の底から想っていました












1991/10/10...1991/12/20


愛しい貴方の誕生日

でも、祝うことさえできないの






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