紗世

ネガティブすぎない切なさ
内容も濃く、文章も読み応えが
ありました。

分かり合うことは出来ても、
救い合うことは出来ない、
という蓮の台詞は心に突き
刺さりました。
確かに、苦しみを分かち合いは
出来ても救い合うことは出来ない
かもしれないし、救おうとしても
救えるものではないかもしれません。
でも、知らず知らずのうちに他人の
心を救っていたということも
ありますよね?
蓮は冷たいけれど、
人間味があるな、と思いました。
麻美のことで罪悪感を抱いて
いますが、忘れることも時には
大切ですよね?
それから、
『恋愛は一種の信仰』という言葉は
哲学的ですね!

最後の数ページの詩も綺麗ですね!
琴線に触れます。
人を想って流す涙ほど美しいものは
ありませんよね!

これからも、表現力を活かして
作品を書き続けて下さいね!