蒼月白美

作者嶺斗

 ―1000年に1度、蒼い月が輝くとき

 

     白銀の吸血鬼が降り立つ―



「お前となんか契約しない」


「おかしいだろ!男となんて!」


「男は…嫌いだ」





       「アンタは、俺に溺れてくれない」


       「俺はこんなにも溺れているのに」


         「愛している、ずっと昔から」






愛してはいけない。



―愛されては、いけないんだ。




分かってる…でも



契約を果たさないと この身は、滅びる。




ファンタジー/シリアス/ダーク/BL/



2007.2.12 更新開始