恋せよ乙女

作者知依


恋愛にルールなんてあるのどろうか。


あるとすれば、それは私に関係するのか?




・・・・しないかっ。



だって私には私だけのルールがあるから。





それはね、






一番簡単そうで、実は一番難しかったりする。





そう、




私だけを愛してくれる人に出会って、


こんな私を大切にしてくれる王子様・・・





これって、ルール・・・じょないよね。



でも、私はそれで十分。





高望みなんてしない。



わがままだって、多少我慢するよ?





だから神様。


私に恋愛をさせてください。





恋をさせてください。



私を"恋する乙女"にしてください。