紫陽花と蝸牛

作者

綺麗な紫陽花に寄り添う蝸牛。

まるで、未来のあたし達を眺めてるような。

そんな気持ち。



「一生一緒に、おってくれへん?」

      ──近藤尚也──


「子供、できたかも・・・」

      ──春山三月──


「彼女と別れてきた」

      ──久遠仁──


「あなたの苗字をあたしに下さい」

      ──赤松風波──



様々な想いが交差する。


乗り越えていける。

そう信じた、4人の物語。