突然やってきた隣人は
自称“ニート”の
超絶イケメン。
「うん、
ひとまず死んでいいよ。」
毒を吐く薄い唇。
「それを俺に言わせるわけ?」
熱を孕む瞳。
「まあ、見たとこ
常識が欠落してるらしい君には
理解できないかもしれないけどね。」
…やっぱり毒舌。
そして、とんでもない哲学を
持った人でした。
「俺に言わせると恋愛なんて所詮
繁殖行為の副産物だけどね。」
ああ、
私のアイデンティティーは何処へ。
ゆるーい短編集ちっく長編。
一章ごとに独立したお話としても
お楽しみいただけます。