唄を聴かせて

作者柚稀

ストリートミュージシャンとの恋。想いが通じ合えたからこそ、【暗黙のルール】には逆らえなかった。今も貴方の唄声が大好きです。私たちは仲間だから…。

私は今も貴方の心の片隅に存在しているんでしょうか?






私は今も貴方を忘れない。





この間、貴方を見たよ。


とても小さくしか見えなかったけど、とても大きく輝いていた。




さよならした事、間違いじゃなかったよね?





きっとすこぐ傷つけたけど……


きっとすこぐ苦しめたけど……




いつかまた出逢える日が来たのなら、あの日のように笑って話をしようね?







あの日の約束を今もありがとう。




大好きだった貴方の声を。心を。笑顔を。



そのままに………







唄を聴かせて――……‥