あなたに出会った夏
あたしに
目眩を起こさせた
あなたに恋した秋
熱さが静けさに
変わることも知らず
あなたと結ばれた冬
これが恋なんだと
心の雪は溶けていった
あなたと続く春
それを願えど
訪れることを知らず
あたしわまた一人
あなたの手を
髪を
口を
体を
感触を
忘れることは出来ない
あの雪の日誓った
約束を
今だ
胸にひそめて
長い道を
一人
歩いて行きます
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