ー20XX年。

世界は破滅の片鱗を観た。



「俺は俺を壊した奴を壊したいだけだ。」


「飼犬だと思って舐めるなよ。咬み殺す事だって出来んだよ。」


「なんで、何も言わないのよ。」.


「私はあんたを助けたい。」


「犬でも、鬼にでもなってやるわよ。」



世界が一度壊れた日、

俺たちも壊れてしまった。