どうせヘタレなのでいいんです。

作者酒井 もも

毒を吐いた彼女は、強引に僕にキスをした。






だからいつまでも


うだうだ うじうじ



この、ヘタレ男!





そう言って彼女は



強引に僕にキスをした。








どうせヘタレなのでいいんです。





「は、初めてっ…だったんですけど……!」